「オイル分析サービス」は分析した結果を継続してフォローするため、コンピュータにお客さまの機械を事前に登録します。採油は原則としてお客さま自身で実施していただきますが、エンジン、トランスミッション、作動油は採油ボトルを専用のバルブに軽く押しつけるだけで簡単に、しかも手を汚すことなく数秒で採油ができます(一部機種では改造を要するものがあります)

 オイル分析サービスは定期点検サービスと同時登録もできます。この場合、定期点検時に専門のメカニックが保守点検・整備と併せ、オイルを採油します。




採油機械をコンピュータに登録
より正確な分析のために、採油ボトルのラベルにサービスメータ、オイル使用時間、オイル補給量、オイル銘柄を必ず記入します。
膨大なデータに基づき的確に診断。
診断データはオンラインで送信。
分析結果と評価、そして処置事項を報告・アドバイスします。
・オイル分析サービスの流れ
報告書
フーリエ変換赤外分光分析装置
原子吸光分析装置
自動オイル粘度計




 一定期間使用したオイルは、機械が正常の場合、何回分析しても同じ摩耗金属粉の分析値が出ます。しかし機械のどこかに破損箇所や異常な負荷がかかったりした場合、オイルの中の混入物分析値が変わってきます。そこで、変化のあった分析項目から機械の異常箇所を特定し、早目の修理、部品の交換を提案。トラブルを予防します。
 また、油圧コンポーネントの故障につながる作動油の汚染度分析やエンジンオイルの劣化度分析等は、オイルコンディションを正確に把握し、それに起因する損傷を予防するための適切なオイルメンテナンスや処置を提案。機械寿命を延長します。



機種 稼働時間 破損箇所 破損前にオイル分析で把握できる金属粉等

CAT950FII ホイールローダ
5,400HR
不凍液添加剤不良によるコア・チューブの腐食損傷
ナトリウム、銅、冷却水
CAT938Fホイールローダ
7,300HR
冷却水混入し、クラッチプレート異常摩耗、クラッチディスクはく離によるトランスミッションの破損
水、銅、鉄
CAT966FII ホイールローダ
9,600HR
エンジンのピストン、ライナにスカッフィング(ひっかき傷)及び、ピストンスカート部に亀裂発生
鉄、クロム、アルミ
CAT988FII ホイールローダ
9,300HR
トランスミッション、ベアリングの摩耗による破損
鉄、クロム
CAT938Gホイールローダ
5,700HR
クランクシャフトおよびコネクチングロッド・ベアリングの異常摩耗
鉄、鉛、アルミ
CAT320B油圧ショベル
3,200HR
ほこり、水分の混入によるメーンポンプの破損、異物によるコントロールバルブ損傷
鉄、銅、シリコン、水